マヨネーズの蓋は星形なんだぜ
光のまち。
浅野いにおさんが書いたオムニバス形式の漫画。
その漫画の一つに、漫画家が主人の話がある。
はじめ、その漫画家は部屋で漫画を書いている。
すると、そこへ昔の仲間たちがやってくる。
そして、一緒に飲まないか?、と言ってくる。
主人公は漫画を描くのをやめて仲間たちと外へ出る。
夜だった。
公園へ行き、そこで飲むことに。
すると、そのうちの1人が、子供の頃はもっと大人になったらキラキラしてると思っていたと、今日も曇り空で星も見えないと、そう言う。
ああ、そうだな、と主人公は心の中で呟く。
後日、主人公は彼女と街へ出る。
漫画の題材を探すために。
しかし、歩いても歩いても、漫画の題材になりそうなものは見当たらず、帰路に着く。
そして、部屋に帰ってSEXをしようかっていう話になる。
最後に、マヨネーズの蓋って星形なのって知ってる、と主人公が彼女にいって物語が終わる。
何が言いたいかっていうと、たとえ、夢から覚めてしまったとしても、星が見えないとしても、マヨネーズの蓋が星形であることに気づくように、彼女といる時間に気づくように、見方を変えれば、そこに幸せがあることに気づくよ、そういう話だと思います。
幸せは気づくもの、そう思ったりする話でした。
ちなみに浅野いにおさんは、太陽星座乙女座、月星座水瓶座です。
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